第1章 会社(法人)形態徹底比較

みなさんが、会社といったら、株式会社か有限会社を想像すると思います。
しかし、有限会社は平成18年以降は設立することができず

  1. 株式会社
  2. 合同会社(LLC)
  3. 合資会社
  4. 合名会社

の4つに分類され、新たに合同会社(LLC)という会社形態ができました。

※その他にLLP(有限責任事業組合)というのもありますが、一般的ではありませんのでここでは取上げません。

   

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会社(法人)形態徹底比較

では、これら4つの会社形態についての特徴を見ていきましょう。

 

   株式会社

 合同会社

(LLC)

合資会社   合名会社
 出資者の呼名  株主 社員(一般に言う従業員とは意味が異なる) 
 出資者の責任  有限責任  有限責任

 無限責任

 又は有限責任

 無限責任

 設立時の

 最低資本金

 規定なし

 設立時の

 最低社員数

 1名  1名  2名  1名
 取締役の数

取締役会非設置会社は1名

取締役会設置会社は3名

 原則全社員

 無限責任社員

(有限責任社員も可)

 全社員
 取締役の任期

 原則2年

(株式譲渡制限会社は最長10年)

 無期限

 公開性

 公開

 又は非公開

 非公開

 最高意思

 決定機関

 株主総会

 全社員の同意

 世間の

 イメージ

 ちゃんとした

 法人だ!

 なんか、よくわからない!

 

株式会社と合同会社(LLC)は、出資者は有限責任であり、会社の債務に対して出資金額の範囲でしか責任を負わなくて済みます。
これに対して合資会社と合名会社は、出資者は無限責任であり、会社の債務に対して出資金額の範囲を超えて責任を負い、場合によっては、個人財産を投げ打ってでも責任を負わなければなりません。

また、株式を流通させて社外に広く出資者を募ることができる会社を公開会社といい、株式会社のみがこの公開会社になりることができます。
ただ、新聞やニュースに登場するトヨタやソニーのような公開会社は、ほんの一握りであり、みなさんの周りにある中小企業は非公開会社に該当します。
その非公開会社とは、出資者が身内や同族で固め、人間関係の信用に基づいた会社組織をいいます。

   

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第2章 新しくできた合同会社(LLC)って何?

平成18年5月施行の会社法により、合同会社(LLC)という新しい会社形態が導入されました。
合同会社(LLC)の特徴は、

  1. 出資者の責任が有限責任である
  2. 社内の権限や利益の分配を定款自治により自由に決められる
  3. 設立時のコストが安い

の3点があげられます。
このうち、株式会社と大きく異なる2番目についてお話します。

株式会社は、株主総会や取締役会などの意思決定機関が規定されているのに対し、合同会社(LLC)は、出資者である全社員に業務を執行する権限があるため、会社としての意思決定は社員の協議により決まり迅速な意思決定が可能になります。

また、株式会社では出資割合にしたがって利益配分を行うのに対し、合同会社(LLC)は、必ずしも出資割合にしたがって分配する必要はなく、社員が協議して自由に分配することができます。
例えば社員Aと社員Bの出資割合が9:1であっても、利益配分を5:5にすることも可能です。
設立時の費用についても株式会社であれば通常約30万円かかるところ、合同会社(LLC)は約15万円ですますことができます。

ただし、合同会社(LLC)は利益の配分を自由に定める事が出来たり、会社の内部組織を、定款で自由に定めることができるというメリットがある反面、社員(共同経営者)同士が対立してしまった場合、「意思決定は原則として社員全員の同意」ということになっているため、トラブルになってしまうことも予想されます。

また、世間のイメージや認知度はまだまだ低いため、「何だかよくわからない」といったイメージが先行し、普通の会社でないと思われることも多いため、対外的な面からいっても安易に選択すべきものではありません。

「商品や事業内容で勝負!」というのは相手からしてみると当り前の話で、世間はあなたが思っている以上に体裁やイメージを意識します。

あなたが、金融機関の担当者や取引先だったら、株式会社と合同会社(LLC)のどちらと取引しますか?

その辺も意識して、株式会社にするか合同会社にするか選択してくださいね!

   

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