2.相対的記載事項

定款に記載しなくても定款そのものが無効になることはないものの、定款に記載しないとその事柄の効力が認められない事項を相対的記載事項と言います。

代表的な相対的記載事項として、

  • 株式譲渡制限に関する定め
    この定めがないと好ましくない人が株主になる可能性があるため、全ての株式に譲渡制限を付けた方いいでしょう。
  • 取締役は株主でなければならないなどの定め
    この規定がないと株主以外の人物が取締役になれてしまいます。
    取締役を身内だけで固めたい場合に記載します。
  • 取締役会・監査役・会計参与などを設置する旨
    株主総会と取締役は必須機関ですが、これ以外の機関設計については登記事項となっているため、設置する場合は必ず記載します。
  • 役員の任期の延長
    最長10年まで役員の任期を延長できますが、この規定がないと役員の任期は2年、監査役は4年の原則通りになります。
  • 株主総会の招集機関の短縮
    この規定がない場合、原則通り1週間前までに招集通知を行います。
  • 現物出資についての記載
    現物出資を行う時は、必ず記載します。
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