融資を受ける場合、基本的に保証人か担保が要求されます。
しかし、これから事業を始めるあなたに、リスクの高い保証人になってくれる人は稀です。
そこで、「信用保証協会」というのが登場します。 信用保証協会とは、金融機関から融資を受ける際、信用保証協会の審査が無事通れば、信用保証協会があなたの保証人になってくれる保険会社のような制度です。(平成19年10月より責任共有制度が導入され保証される割合が80%となりました。)
ただし、信用保証協会は公的機関ではありますが、信用保証料という手数料(保険料)を払います。
もし万が一、あなたの事業が倒産・破産(縁起でもないですが・・・)した場合、信用保証協会が責任を持って残りの借金を金融機関に返済してくれるというシステムです。
ここでよく誤解される方が多いのですが、信用保証協会は金融機関に対して代位弁済(融資を受けた企業の代わりに返済)をするのであって、その後、弁済してもらった企業は信用保証協会から返済を求められます。
決して、借金が帳消しになるということではありません!
ちなみに、信用保証協会の審査は金融機関の融資の審査と同じレベルと思って結構です。
ですので、保証人が必要となった場合は、信用保証協会への手数料(保険料)を払いますが、保証人を確保することができます。